sentiment_satisfied_altしゃがみ込みができない子が増えている⁉
最近、「しゃがみこみ(和式トイレ姿勢)」ができない子どもが増えています。和式トイレを使う機会が減っただけでなく、日常動作や遊びの変化が身体の柔軟性やバランス能力に影響を与えているのです。
■ 原因① 足首(特に背屈)の硬さ
しゃがむ動作には、足首がしっかり曲がる「背屈」が必要です。普段から正座やあぐらをせず、イス中心の生活をしていると足首まわりの柔軟性が低下します。また、裸足で外遊びをする機会が少ないことも原因の一つです。
■ 原因② 股関節・体幹の安定性不足
しゃがみこみは足首だけでなく、股関節の動きや体幹のバランスも重要です。筋力が弱く、身体を支える力が不足していると、しゃがんだ時に後ろに転んでしまう子が多く見られます。
■ トレーニング方法
① 足首ストレッチ
壁に手をつき、片足を前に出して膝を壁につけるように前傾します。かかとが浮かないように意識しながら20秒×3回。
② スクワット(ヒンジ動作意識)
おしりを後ろに引くようにしてしゃがむ「ヒンジ動作」を意識しましょう。膝だけでなく股関節をしっかり曲げることがポイント。
③ バランスしゃがみ
かかとをつけたまま、手を前に伸ばしてゆっくりしゃがむ練習。バランスを取りながら深くしゃがむことで、自然に柔軟性と安定性が身につきます。
■ 日常での工夫
イス生活だけでなく、あぐら・正座・しゃがみ姿勢を取り入れる機会を増やしましょう。また、裸足で遊ぶ、低い姿勢での動きを意識するなど、昔ながらの遊び(鬼ごっこ、かけっこ、しゃがみジャンケンなど)も効果的です。
現代の子どもたちは便利な生活の中で「しゃがむ」という基本動作を使う機会が減っています。
体を動かす環境づくりが、正しい姿勢と運動能力の基礎を育てる第一歩です。

